古林形成外科-横浜院

医療コラム

顔のほくろ除去は保険が使える?方法・費用・跡を残さないためのアフターケアまで解説

顔にあるほくろは、表情や印象を大きく左右します。気になって「取りたい」と思っても、実際にどの方法を選ぶべきか、保険は使えるのか、跡は残らないのかと不安になる方も多いのではないでしょうか。

顔は目立つ部位だからこそ、仕上がりの美しさと安全性の両立が重要です。

この記事では、顔のほくろ除去の主な方法(切開・電気メス・レーザー)、保険適用の条件と費用、除去後のアフターケア、さらに患者さんからよくある質問まで詳しく解説します。

「顔のほくろを取るべきか迷っている」「保険か自費か悩んでいる」という方は、ぜひ参考にしてください。

顔のほくろ除去の主な方法

メスによる切開

5mm以上の大きさや盛り上がりのあるほくろは、メスで切開して除去します。局所麻酔を行い、ほくろを周囲の皮膚ごと切り取り、医療用の針糸で縫合します。確実に取り切れるため再発の可能性は低く、切除組織を病理検査に回せる点も大きなメリットです。

ただし縫合を伴うため、術後1週間前後で抜糸が必要となり、細い線状の傷が残る可能性があります。形成外科では縫合の工夫により、シワのラインに沿わせて目立ちにくく仕上げることが可能です。

電気メス

高周波の熱を利用してほくろを焼き切る方法です。出血が少なく処置時間も短いのが特徴ですが、削る深さが浅いと再発のリスクがあり、また深めに焼くと陥没状の跡が残ることがあります。

レーザー治療(炭酸ガスレーザー・YAGレーザー)

炭酸ガスレーザーは、ほくろ組織を蒸散させて削る方法で、直径3〜4mm程度までの小さいほくろに向いています。電気メスに比べると周囲の熱ダメージが小さいため傷跡が目立ちにくく、ダウンタイムも短いのが利点です。ただし根が深いほくろは取り切れず、再発の可能性があります。

YAGレーザーは色素に反応して破壊するタイプで、平坦な色素性ほくろに適することがあります。隆起があったり深いほくろの治療には向きません。

顔のほくろ除去の保険適用の条件と費用

保険が適用されるケース(悪性の疑い・生活への支障)

  • 急に大きくなった
  • 色が濃くなったり形が不整になった
  • 髭剃りやメイクで繰り返し傷つき出血する

こうした場合は医療的に「治療が必要」と判断され、保険適用で切除できます。

保険が適用されないケース(美容目的の場合、炭酸ガスレーザーを使用する場合)

「顔の印象をよくしたい」「写真写りを良くしたい」といった美容目的では自費診療になります。

保険適応の場合は基本的に切除+病理検査が選択されるため、組織を蒸散してしまう炭酸ガスレーザーは自費診療になることがほとんどです。

保険診療と自費診療の費用目安

  • 保険診療(3割負担の場合):数千円〜1万円前後
  • 自費診療(美容外科・形成外科):1個1〜3万円程度(大きさ・方法による)

顔のほくろ除去後のアフターケア方法

傷口の保護とテーピング

切開法やレーザー後は、創部を医療用テープやガーゼで保護します。1〜2週間ほど貼り続けることで、傷跡が盛り上がらず平らに治りやすくなります。

さらに傷をきれいに仕上げたい場合はハイドロコロイド被覆剤(キズパワーパッドなど)を用いて被覆する湿潤療法を用いると痛みなどもほぼなく仕上がりもさらに綺麗に治すことができます。

紫外線対策と色素沈着予防

顔は紫外線を受けやすいため、日焼け止めや帽子で遮光することが大切です。紫外線が原因で色素沈着が長引くリスクがあります。

メイク再開のタイミング

メイクはかさぶたや創部が安定してから再開します。レーザーの場合は数日後、切開法の場合は抜糸後に可能となるケースが多いです。

顔のほくろ除去に寄せられるQ&A

顔のほくろを除去したいのですが、跡に残るのが怖いです。保険でやらずに美容外科に行くべきですか?

保険診療でも除去は可能ですが、仕上がりの美しさを重視するなら形成外科や美容外科での自費診療が安心です。形成外科なら医療的安全性と美容面の両方に配慮できます。

ほくろ除去を複数取りたいと思うのですが、全て保険が適用されるのでしょうか?

医療上必要と判断されるもののみ保険適用です。美容目的で一度に複数除去する場合は自費になります。

一度に一気に取ってしまうと不自然に目立ってしまうでしょうか?

複数取る場合も医師のデザイン次第で自然に仕上がります。ただし腫れや赤みが一時的に目立つため、ダウンタイムを考えて計画することが大切です。

ほくろ除去の傷が目立たなくなるのにはどれくらい日数かかりますか?

個人差はありますが、数カ月〜半年で赤みは徐々に薄れ、最終的に細い線や点状の跡になります。紫外線対策やテーピングを行うとより目立ちにくくなります。

ほくろ除去後のかさぶたを意図せず取ってしまったのですが、問題ないのでしょうか?

多少であれば大きな問題はありませんが、無理に剥がすと色素沈着や傷跡が残るリスクがあります。気になる場合は早めに医師に相談してください。

まとめ

顔のほくろ除去は、方法・保険適用の有無・仕上がりの美しさが重要なポイントです。

悪性の疑いがある場合は保険診療で対応できますが、仕上がりにこだわるなら形成外科や美容外科での自費診療を選ぶのがおすすめです。

形成外科なら「安全性+美容的仕上がり」の両立が可能です。顔のほくろが気になっている方は、自己判断せず、まずは専門医にご相談ください。

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